夢見がちな日々2

中越千春です。

2016 初秋 近況

ブログ。
大変お久しぶりになってしまった。
前回からもう半年も経っており、時の流れの早さに、ただただ、驚くばかり……。
半年前のブログを読み返してみた。
私は確かに悩んでいた。
半年後の今、すこしだけだが、見えるものは違っている。
でも、ほんとうに、半年も経ったの!?何してた?という感じ…。
完全に流されている。流れを止めろー!!
流れを変えるための方策も考えてはいるので、うまくことが運べばいいのだが…。

本当は、この前の7月で東京で一人暮らしを始めて1年が経ったので、上京1年の節目のブログを書こうと思っていた。
それなのに途中まで書いて、推敲できずあれよあれよときてしまいました…。
本当に、流 れ を 止 め て く れ……。

その書こうとしていたブログを読み返してみると、またもやなかなかに現実に潰されそうな心境が綴られていた…。確かにそうだった。一人暮らしのさみしさ、もろもろのうまくいかなさ。
今すこし気持ちがマシなのは何故だろう。
現実を変える道に気づいてきたからかな。
ここにも居場所が増えてきたからかな。
せっかく書いたんだし放出するか?と思ったけども今の心境とも違う、悲惨でしみったれたものだったのでしまっておくね…。
上京して1年、確かに、東京、一人暮らし、フリーター、音楽、現実とのギャップに戸惑いまくりの日々だったよ。
ぶち壊されたのち、フツフツとした希望を積み上げ、今ちょっと明るい。報われろ!

このスピードでいくとわたしの20代などフッと終わってしまう!
慌ただしい毎日でも、その中でちゃんと、取り入れて、気付いて、実行して、積み重ねていかねば。


***


先日10/1に行ったライブの話をします。
ふくろうずの内田万里さんの弾き語り天国というイベントへ行ってきました。
内田さんのことはあまり知らなかったのだが、ゲストの2人、スカートの澤部さん、青葉市子さんのファンのため参戦。
好きな人の共演ほど高まるものはねぇ…。しかも今までなかった組み合わせに嬉しさの極み。

トップバッター・スカート澤部さん。弾き語りを見るのは初だった!!
アコギに持ち替えても流石のコードワーク、カッティングで痺れる。口笛が沁みる。
澤部さんの言っていた通り、肌寒くなってからがスカートの音楽本領発揮だ。少し肌寒さを感じ始めたこの時期に生で聞けてよかったなあと思います。
さみしさも、幻想的に、気高く。

2番目市子さん。髪型を変えていらっしゃってびっくり!印象的な黒髪が染まっていました。
そっと、ていねいに紡がれる音の一粒一粒が会場の隅々に行き渡る。流石の気持ち良さ…。
ココロノセカイ、機械仕掛けの宇宙、聞けてよかったなあ…。その他、今月発売の新譜を期待させる曲も。
澤部さんとは初めてですが、もう和気あいあい、とおっしゃっていて、勝手にオー!と嬉しくなる。

ラストは内田さん。しっとり力強くキュートに聞かせてくれました。イベントへの、音楽への、愛が溢れていて、いいなと思った。同じように彼らが大好きなのだとわかって、一気に親近感。
彼女の幸せさが伝わったし、負けじと、とってもキラキラ輝いていて、素晴らしいライブだった。

そしてアンコールで3人がなんとコラボレーションしてしまった…!テニスコーツさんの曲をセッション。
好きなミュージシャンが一つの音楽をやっている…涙
こちらからは彼の音、こちらからは彼女の音…。
もう、幸せの極みでした。
顔が笑顔で緩む。
こんなの二度と見れないのではなかろうかというやつでした…。

ほんとうに幸せなひとときでした。
弾き語り天国、ありがとうございました。




東京に来て、音楽やってみて、気づかされて、
ファンのミュージシャンのライブを見に行くときも、自分と照らし合わせるようになった。
この、胸へ届く音はどうやって出しているのだろう、なぜ心地よいのだろうかと。
こんな、幸せな余韻を残す時間。
近づいていきたいなあ。したたかに。


***


この前久々に帰省すると、やっぱり、街に癒された。体に馴染む、安心感。
このままここで過ごすのが幸せかもしれないという考えはよぎる。
でも、高知の空気にも再び慣れてきた帰省最終日くらいに、なにか、上京前に感じていたような、東京に焦がれる気持ちが少し滲み出てきて、気付き、思い出した。
そうだ、わたしがこの街を出たのはこういう気持ちがあったからであった。 しんどさでだんだん薄れてしまっていた。
まだ、ここでしか見られないものを見たい。見よう。
だんだん勝つ力はついてきてるんだ。
よし!


吐き出す場、見つめる場としてブログはちゃんと必要だ!
また近いうち書けたらと思います。