夢見がちな日々2

中越千春です。

吐き出してみよう

幼稚園から小学校までの9年間、幼稚園と小学校に居る時に限りほぼ喋っていなかった。場面緘黙症という名前があるらしい。最初はほんの恥ずかしさから来ていたものが、ずるずるずるずると9年間。中学受験で環境を変えることにより一応克服。しかしそんな幼少時代を過ごしたことで、人との会話に対するコンプレックスが人一倍強くて悩んだり、酷く落ち込んだりしてきた。
指の皮をやっちゃいけないと思いつつも毟ってしまって、汚いとわかっているけど食べてしまうことがある。やめられず数十分が経つ事もある。つらい。これはいまでもあるから戦いだ。
なかなかお風呂まで足が向かなくて寝落ちしてしまって、肌にニキビがいっぱいになったことがある。体はだるいし歯も痛いし最悪の夜をいくつも過ごした。
会社が辛くてどうしようもなくなって精神科に駆け込んだ。



心の闇は吐き出してもいいんだって思った。
同い年で頑張ってる友達ミュージシャンの片山さゆ里とか、憧れの大好きなミュージシャンの1人の大森靖子さんとかの影響と思う。
これは同じような立場の人に勇気を与えると思う。
特に片山さゆ里のここ1年くらい?の解放ぷりはヤバかった。
彼女は強迫性障害という病気と戦っていて、金髪のヅラの中身の地毛は、抜けている部分が多い。
彼女はある日ヅラを取った姿をツイッターに載せていた。
死ぬほど一番人に見せたくない姿だろうに。
その嘘の無い潔さに感銘を受けた。
彼女と同じ立場の人は勇気づけられるだろうし、彼女にものすごくプラスの生の力が漲っているのを感じた。いままで生きることが決して楽ではなかったであろう彼女、いますごく輝いていると思う。
だから、隠すよりありのままをさらけだすことは恥ずかしいことでなく新たに前を向けることだと思った。
わたしにも実は以上のような後ろめたいことがたくさんあって1人でうんうん心を痛めていたこともあったんだけどまあ…それもダサいかとなりどんどんいこうと思いこの記事を綴ったまでです。片山も言ってたけど、普通を装うよりありのままを見せていくよ。せっかくわたしにあるものなんだから。ほんとうに、最近まで普通を装うと必死だったよ。なんでこんなことできないのかな?なんでわたしだけ不幸なんだろ?って。いまはそんなことないよ。わたしだけじゃないし。
なんだかもっといいうたがうたえそうな気がするよ。

中越千春です。
読んでくれてありがとう。
こんな不器用なわたしですが、これからもよければよろしくね。